フッ素不使用のスキースノーボード用国産日本製ワックスメーカー

夏きわみの性能テスト 結果報告 使い方などのご案内

http://wp.me/p8EgLp-9l

2017年8月11日から14日までサマーゲレンデをまわって来ました。

今回寄ったスキー場は、「ふじてんスノーリゾート」(山梨県)「かぐらスキー場」(新潟県)「野沢温泉スポーツ公園」(長野県)「奥志賀高原スキー場」と白馬にある「チームレスキュートレーニングジム」へ行って来ました。
 
その中でふじてんとかぐらスキー場ではサマーゲレンデ用レーシングワックス「夏きわみ」のお客様無料ワックスサービスを行って来ました。
 
今回は、夏きわみの使い方や耐久性などお客様アンケートなどの結果から使い方や特性を報告します。

〜使い方〜
 
「夏きわみ」はピスラボ用として作ったワックスですが各地のサマーゲレンデでも使用可能です。
塗り方は簡単、液体タイプなので付属のスポンジに1滴(粘土が高いためよく振ってから大粒一滴)を滑走面に塗り広げます。
 
この際特にHeartから出ているバルシップ(滑走面サイドがステンレスでセンターが熱硬化性樹脂)は乾いた状態で塗った方が効果が高いです。ワックスの効いていないバルシップは滑走後ですと水が張り付いた状態になっています。

他に通常のシンタードやグラファイトなどと専用のステンレス滑走面は滑走後もそのまま塗る事が可能です。

(写真はステンレス滑走面)
IMG_2936.JPG

チームレスキューワックスシリーズはこの夏きわみ同様、冬のワックスもホットワックスを除き全てのワックスが約30秒以内に塗る事が可能です。
 
〜お客様アンケート〜滑走性〜

このサービスの中でお客様に5段階評価でアンケート採りをしました。
■よく滑る
■滑る
■わからない
■滑らない
■全く滑らない
この中でお答えいただき聞いて来ました。
結果は
■よく滑る  25 66%
■滑る    11 29%
■わからない  2  5%
■滑らない   0  0%
■全く滑らない 0  0%
(アンケート回数38回かぐらスキー場にて口頭アンケート)
という結果でした。

特にアンケートをとったかぐらでは、「最後の上り坂がスムースに上がれるようになった」や「すごく滑るようになった」というお声を多くいただきました。

前回のかぐらスキー場での滑走テストでも、7本滑って最高速度約65キロ。滑走性は7本落ちずに滑る事が出来ました。
 
また耐久性アンケートは

ステンレスとその他滑走面と分けてご案内します。
 
ステンレス滑走面は残念ながらワックスがあまり効きません。
ちなみにホットワックスをしたとしてもパリパリっと割れて取れてしまうためホットワックスをされているお客様は0です。(ふじてんで無双をホットワックスしたら2本保ちました)

しかし液体タイプの「夏きわみ」はステンレスにも使う事が出来、およそ1本気持ちよく滑る事が出来ます。

本題のバルシップと通常滑走面のお客様は
 
■天候晴れ
平均3本 (かぐら1.1キロコース)
■曇りや雨
平均5本 7本保つと感じられるお客様もいらっしゃいました。 (かぐら1.1キロコース)

これが耐久性アンケート結果です。
少ないと思うところもありますが、ホットワックスが5本程度で剥がれてしまう事を考えますと良い結果かと思います。

今回も、特に練習メインで来られている方は途中でホットワックスをかけに行く事が大変なため「夏きわみ」はとても喜ばれました。
 
また今回は各スキー場のスタッフさんにも使っていただきテストを手伝っていただきました。
ここで紹介させていただきます。
ふじてんでは原さんもワックステストに参加してくれました。
_DSC0149.JPG

また、全日本スキー連盟SB技術員/スキー正指導員/スノーボード正指導員/B級検定員の小田さん、
今期、技術選優勝を目指す白倉順二さんともご一緒し白倉さんには今期、冬を含めてワックスのサポートをさせていただくこととなりました。
(左から小田さん、私、白倉さん)
_DSC0193.JPG

白倉さんはファンも多く今回もレッスンには多くのお客様が来ておりました。
白倉順二さんブログはこちら

今シーズンの好成績を期待し今後白倉さんを応援していきます。

さらに、かぐらでは
「かぐらスキースクール」「かぐらレーシングアカデミー」「田代スキースノーボードスクール」の先生方にもお世話になりました。
ありがとうございます。
 
また、かぐらではエッジの相談が多かったのでチューンナップも18人のお客様に施工させていただきました。
 
ピスラボではエッジが立っていないとターンが難しい(アイスバーンのように感じ横滑りしてしまう)
と言われているため中には、ターン中に横滑りして転んでしまう方もいます。

そんな時お客様の滑走面を拝見するとスキーの場合、足の裏側からテールにピスラボの削りカスが張り付いています。簡単にいうと後ろに重心がある状態です。
 
それを板全体に乗れるようにエッジの調整をしたのですが、おかげさまで100%の方に「素晴らしい」
とご評価いただきました。 

ここでも魔法のチューンナップが役に立ちました。
 
さて、今回夏休みということもあり、レジャーの方、選手、練習をされる方が多く来ておりました。
ワックスサービスをリフト前で行なっていると冬と同等で絶え間無くお客様が滑っているくらいです。
 
皆さんも夏のサマーゲレンデで練習し10月からスタートするであろう冬シーズンに向けて各地のゲレンデへ行ってみてはいかがでしょうか?

その際は、冬のワックスシリーズもよろしくお願いいたします。

今回の各地の写真です。
IMG_30172.JPG

IMG_3028.JPG

_DSC0240.JPG
(野沢温泉スキー場を望む)
_DSC0166.JPG

それから!
3月に白馬47でのワックスサービスの際に、冬のワックス「極」と「イチバン」を使い、私がチューンナップしたお客様と再開しました。

47での大会では準優勝した彼、将来を応援しお互いに強くなろうと約束をかわして来ました。

2017.8.15
さすらいのワックスマン

Facebookコメント