スキースノーボード用フッ素不使用のワックスを作る日本製メーカー TEMA RESCUE WAX

チームレスキューの3つの世界初

滑走中の静電気を利用しワックスを吸着させた

・ポリエチレンホットワックスの実用化

・ワックス滑走面の実用化


 滑走中の静電気を利用しワックスを吸着させた

滑走中に必ず起きるとされる静電気、従来はその静電気=滑走抵抗と考えられていました。
その静電気を利用したワックスが、チームレスキューのパウダー(粉末)ワックスである
RESCUE ZERO(レスキューゼロ)とイチバン+です。
これらパウダー状のワックスは、超微粒子化されており化学者などからも驚かれるほど細かい粒子状になっています。
このワックス2種は静電気を利用し滑走面に吸着する為、特別な性能があります。
それは、滑走によってさらに滑るようになること。
滑走中の静電気を利用することで、さらに吸着し滑走性能を上げていくワックスです。
驚きなのはその持続性と滑走性。

粉末をスポンジで軽く擦り付けるだけ、作業は約10秒程度で終わります。

あとは、滑るとさらに吸着する為お客様の声は「2本目3本目の方がさらに滑るよ」と言われるほどです。

その為レースユーザーなどは、忙しいスタート前に塗ることが出来なくても大丈夫です。
レース前に行われるインスペクション(コース下見)前に塗ってもちょうど良いくらいです。

さらに持続性は半日以上、レース後半にワックスが切れることがありません。

2020年に発売したRESCUE ZEROはイチバン+よりもさらに細かい粒子かした新滑走成分を使っており、2020シーズンは多くのレース、大会で優勝者を排出しました。
その性能は2020-2021シーズンさらに強化されバージョン1.1となりました。
 

さらにこの2種類のパウダーワックスは、レーススタートワックスを凌駕する性能を持ち、雪質を問わない上に昨今問題となっているフッ素を一切使用していません
「フッ素が滑る」は時代遅れとなったのです。
イチバン+で約マイナス20度まで対応し、RESCUE ZEROに関してはマイナス30度『世界のレース』で勝つことを念頭に開発されました。
この2種類のワックスを使うことで、お客様がまだ体験したことのない滑走性能を体感していただけるはずです。
特に、RESCUE  ZEROはその滑らかな滑走性により、雪質が変化する場所に行っても足を取られることがありません。
例えば圧雪からパウダーへの移動や、天然雪と人工雪の変わり目、荒れた雪の斜面でも、お客様の滑走をより安全に、楽にしてくれます。
この静電気を利用したパウダーワックスが、チームレスキューの持つ世界初の技術の一つです。

ポリエチレンホットワックスの実用化


 皆さんは、ご存知ですか?一般的なワックスがろうそくのロウ=パラフィンで出来ていることを。

対してチームレスキューのホットワックス(アイロンを使うワックス)はポリエチレンをベースに作られています。
パラフィンワックスの由来は、もともと滑走面は木で出来ていました。
その木を守る為、雪を付着させなくする為ににロウを塗って滑っていました。
時を経て、滑走面の素材にポリエチレンが使われるようになったのですが、このポリエチレンの滑走面にもロウ=パラフィンが使えることがわかり、進化してきたのが現在主流だったワックスです。
ではなぜ、ポリエチレンのホットワックスが良いのでしょうか?
それは、滑走面と同じ材質をベースにしているからと言って良いでしょう。

滑走面の高分子ポリエチレン=硬い と
ワックスは低分子ポリエチレン=柔らかい(と言ってもパラフィンよりかなり硬い)

このように組合せることで、同じ素材同士の吸着性能が生まれます。

さらに、分子量の違いから交わることが無いため、滑走面に融合することはありません。
まさに、強固に滑走面に吸着する感じです。

このパラフィンより強度が強く、さらに吸着性能が強いことで、何日も滑れる上、汚れもほとんど付くことが無いホットワックスが完成しました。

その究極系がスーパー無双です
無双(従来商品)の滑走性の良さ、耐久性の良さは過去オリンピック選手からW杯選手、多くのプロにも使われてきました。
ただし、パラフィンワックスよりも硬い為スクレーピング作業が少し大変だったり、アイロン時にワックスのノビが悪いことが素人泣かせな部分でもありました。

それらを大幅に改良したのがスーパー無双です。
スーパー無双は、ZERO開発で培った結晶のナノ化技術=粉末を超微粒子化する技術を利用し製造されています。
この恩恵は、

  1. 滑走性能の大幅な向上
  2. 滑走性向上による耐久性の向上
  3. アイロンの施工のしやすさ(ノビの良さ)
  4. スクレーパーの削りやすさ
  5. 美しい仕上がり

となって現れました。
アイロン初心者の方でもかけ易く、施工しやすい為どなた様にもおすすめの品
私たちの究極のワックスとなっています。
世界最高峰のワックスを使ってみていただく機会であることは間違いありません。

ワックス滑走面の実用化


 

私たちの目標は究極です。それはワックス不要の滑走面を作ることでした。
様々なブランドやメーカーが開発する滑走面、基本的に滑走面はポリエチレンを元に作られており、カーボンやグラファイトなどの添加剤を混ぜたり、製造方法により高密度化したりと様々な手法で作られています。
その滑走面に新たな革新的可能性を持たせたものが、『滑走面=ワックスが効いている』状態
私たちは『ワックスベース』を開発しました。

このワックスベースは、ホットワックス不要です。
パラフィンワックスはもう必要ありません。
チームレスキューワックスが培ってきた、2つの世界初。
それら技術を組み合わせ完成したものがこの究極とも呼べるワックスベースです。

これがどんなに凄いことかと言うと
履いた瞬間、その違いに気が付くことでしょう。
足裏で感じる驚きの滑りの良さは、超高級車に乗っているかのような乗り心地の良さと
高級スポーツカーに乗っているかのような滑走性をもたらします。
 
例えば、降り続いた雪が積もったゲレンデで圧雪されたバーンから非圧雪エリアに入った瞬間。
あなたは気がつくはずです。足を取られないことに。
荒れた雪質となった午後のゲレンデは、まるで何事もなかったかのように。
春の雪では2月の雪のように感じるでしょう。

さらに、汚れの付着がほとんど無いため滑走後のお手入れは軽く拭くだけです。

従来のパラフィンワックスが汚れを吸い込むのに対してこのワックスベースは一切の汚れを寄せ付けません。

2020-2021シーズン、ついに販売を開始します。
世界に誇る日本のスキーメーカーと共に、極上の乗り心地を味わうために素材にこだわりこの板のために、素材を選び特製をチューニングしました。

永年求められてきた究極のスキーが完成しました。
私たちは、この滑走面を多くのお客様に使っていただきたいと考えています。
多くのメーカーからの問い合わせがあり、その第一歩はすでに始まっています。